ケアマネ試験に合格するための「教材選び」と「おすすめ教材」2021
どうして教材選びが大切か
出版社、通信・通学講座などが、たくさんの種類の教材を作成しています。
どの教材も、試験対策のプロが過去の出題範囲や出題傾向などを研究・分析した結果リリースされたものでありますから、どの教材を使っても丁寧に学習すれば、合格できるに違いありません。
究極的なことを言えば、基本テキストを丸暗記することができれば、100%合格できます。
ここで問題になるのが、効率です。
ケアマネ試験は受験要件の関係もあって、多くの受験者が仕事を持っています。それ以外にも家事、育児、介護など複数の役割を持ちながら受験される方が多いでしょう。
この制約の中、合格を目指すことを考えると、効率を無視するわけにはいきませんよね。
こんなことを言わなくても、試験勉強のようなものは最低の労力で済ませたいですし、済ませるべきかもしれません。
試験勉強を効率よくするためには対策(何をするか)と手段(どのようにするか)と実行(やるかやらないか)の調整が必要です。
この調整のカギの一つが教材選びとなります。
ケアマネ試験合格のために必要な教材は
ケアマネ試験に合格するために揃えるべき教材は、以下の4種です。
・基本書(テキスト)
・過去問題集
・法令
・(練習問題集)
順番に説明していきます!
基本書(テキスト)
ネットの書き込みなどを見ていると、過去問だけで合格できる等々書かれている方がいらっしゃいますが、現在のケアマネ試験においては、基本書(テキスト)は必須です。
基本書(テキスト)は試験で問われる内容を網羅的にまとめてありますので、試験範囲の全体像を効率よく理解するために、必ず用意しましょう。
私がおすすめする基本書(テキスト)は
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ケアマネジャー試験ワークブック2021(中央法規)
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おすすめする理由
①適度なボリューム
ボリュームが多すぎると持て余すことになりやすく、また、少なすぎると1冊で足りないため、サブテキストなどが必要となってしまいます。その点、本書はわからないことを参照したり、学んだ情報を集約するのに過不足ない情報量がまとめられたバランスの良いテキストであると思います。
②適度な難易度
試験対策を考えた場合、学習するレベルはが高すぎることは非効率ですし、低すぎては合格できません。つまりは、試験のレベルと同じ程度の学習をすることが理想です。本書は現状のケアマネ試験のレベルとつり合いのとれた難易度の内容になっており、効率的に学習するにはおすすめできる教材だと思います。
過去問題集
試験対策上、最も重要な教材、それは過去問題集です。
誤解されている方が大変多いのですが、
過去問を解く目的は同じ問題や選択肢が出ることへの期待ではありません。
過去問を解く最大の目的は以下の通りです。
②どの程度の理解・知識が要求されるのか
を理解し、身につけること。
過去問が全てといっても過言ではありません。
心して過去問と向き合ってくださいね。
私がおすすめする過去問題集は
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ケアマネジャー試験過去問でる順一問一答2021(中央法規)
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おすすめする理由
①肢別
本来の出題形式である多肢選択方式で過去問に取り組むと、消去法で解答できてしまうため、「理解した気になる」という事態を招きかねません。また、過去問を2周・3するうちに答えを覚えてしまいます。
肢別問題集は、一つ一つの選択肢に対しシビアに○×をつける必要があるため、消去法が使えません。正答するにはその選択肢で問われていることを理解していることが求められます。
(超簡単な試験は除きます)
②項目別
本書は過去問が項目別に整理されて掲載されています。一つ一つの項目について集中的に取り組む形となるため、多角的で効率の良い学習をすることができる教材であると思います。
法令
試験の「介護支援分野」全25問の大半の肢は法令の条文がそのまま、または、多少変形した形で使用されています。
法令を参照し、条文にあたることは、根拠に基づく理解を深めるだけでなく、合格を早めます。
書籍で揃えることもできなくないとは思いますが、費用的に割高ですし、ネット上にアップされていますので、ネット上の物をコピーする形でよいかと思います。
少なくとも以下の3法令は一読しておきましょう。
・介護保険法
・指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準
・指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準
練習問題集
練習問題集は過去問をやり尽くした後にやりましょう。
過去問をやり尽くしていないのであれば、過去問をやり尽くすことを優先すべきです。
練習問題集に取り組む目的は、
①本番環境に慣れること
②応用力を身につけること
これまでに出たことがない問題を解いてみることには意味がります。
但し、設問の内容が実際の試験問題と大体同程度のレベルであることが重要です。
わたしがおすすめする練習問題集は
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ケアマネジャー実戦予想問題’21(晶文社)
おすすめする理由
①実戦形式
試験本番と同様、60問で1回分を構成しています。
1回分を120分で解くことで、本番環境のシミュレーションができます。
②問題のレベル
問題のレベルが過去問をベースとした本試験よりやや難しい程度のレベルになっています。過去問をやり尽くした後にはちょうど良いと思います。
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