【無料】過去問と肢別解説|ケアマネ試験 平成28年度 問題24 

居宅介護支援の開始について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 時期は、要介護認定後である。
2 利用申込者の同意を得なければならない。
3 あらかじめ、苦情処理の体制について説明しなければならない。
4 障害者施策の相談支援専門員を介して依頼が来る場合がある。
5 入院患者については、退院後でなければならない。

 

 

 

解答2、3、4

1 適切ではありません。
平成11年厚生省令第38号「指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準」第8条第2項において、要介護認定を受けていない利用申込者がある場合には、援助を行なわなければならない旨規定されています。
「指定居宅介護支援事業者は、指定居宅介護支援の提供の開始に際し、要介護認定を受けていない利用申込者については、要介護認定の申請が既に行われているかどうかを確認し、申請が行われていない場合は、当該利用申込者の意思を踏まえて速やかに当該申請が行われるよう必要な援助を行わなければならない」。

2 適切です。
平成11年厚生省令第38号「指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準」第4条第1項において、居宅介護支援の提供の開始の際には、利用申込者の同意が必要である旨規定されています。
「指定居宅介護支援事業者は、指定居宅介護支援の提供の開始に際し、あらかじめ、利用申込者又はその家族に対し、第十八条に規定する運営規程の概要その他の利用申込者のサービスの選択に資すると認められる重要事項を記した文書を交付して説明を行い、当該提供の開始について利用申込者の同意を得なければならない」。

3 適切です。
平成11年7月29日老企第22号「指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準について」の第2の「3 運営に関する基準」の「(1)内容及び手続きの説明及び同意」において、利用申込の際には苦情処理体制について説明が必要である旨規定されています。
「基準第4条は、…、利用申込があった場合には、あらかじめ、当該利用申込者又はその家族に対し、当該指定居宅介護支援事業所の運営規程の概要、介護支援専門員の勤務の体制、秘密の保持、事故発生時の対応、苦情処理の体制等の利用申込者がサービスを選択するために必要な重要事項を説明書やパンフレット等の文書を交付して説明を行い、当該指定居宅介護支援事業所から居宅介護支援を受けることにつき同意を得なければならないこととしたものである」。

4 適切です。
平成27年2月18日付厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部企画課障害福祉課事務連絡「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく自立支援給付と介護保険制度の適用関係等に係る留意事項等について」2(3)「指定特定相談支援事業者と指定居宅介護支援事業者等との連携について」に以下の記載があります。
「障害福祉サービス利用者が介護保険サービスを利用するに当たっては、障害者が適切なサービスを受けられるよう、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(平成17 年法律第123 号)における指定特定相談支援事業所の相談支援専門員がモニタリングを通じて、必要な介護保険サービスを円滑に利用できるよう利用者に対し、介護保険制度に関する案内を行うことや、介護保険サービスの利用に際しては、本人に了解の上、利用する指定居宅介護支援事業所等に対し、利用者の状態や障害福祉サービスの利用状況等サービス等利用計画に記載されている情報を提供するよう適切に引継ぎを行うこと」。

5 適切ではありません。
そのような規定はありません。