【無料】過去問と肢別解説|ケアマネ試験 平成28年度 問題25 

大地震があり、自分が担当する認知症の利用者及びその家族と避難所で面接した。利用者は興奮気味であり、歩き回ったり、大声を出したりして、他の避難者から迷惑がられているように見えた。介護支援専門員の対応として、より適切なものはどれか。2つ選べ。

1 避難者の迷惑を考え、利用者本人だけ外の車の中で生活するよう勧めた。
2 家族も大変なので、避難所のリーダーの監視下に置いてもらった。
3 外の混乱している様子が分からないよう、段ボールの小部屋に隔離した。
4 福祉避難所に移れないか、地域包括支援センターの職員に相談した。
5 周りの避難者に理解と協力を求めた。

 

 

 

解答4、5

介護保険法の理念や居宅介護支援の基本方針が本人の尊厳保持(意志及び人格尊重)であることを考えれば明らかです。

「この法律は、加齢に伴って生ずる心身の変化に起因する疾病等により要介護状態となり、入浴、排せつ、食事等の介護、機能訓練並びに看護及び療養上の管理その他の医療を要する者等について、これらの者が尊厳を保持し、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、必要な保健医療サービス及び福祉サービスに係る給付を行うため、国民の共同連帯の理念に基づき介護保険制度を設け、その行う保険給付等に関して必要な事項を定め、もって国民の保健医療の向上及び福祉の増進を図ることを目的とする」(法第1条)。
「指定居宅介護支援事業者(…)は、指定居宅介護支援の提供に当たっては、利用者の意思及び人格を尊重し、常に利用者の立場に立って、利用者に提供される指定居宅サービス等(…)が特定の種類又は特定の居宅サービス事業者に不当に偏することのないよう、公正中立に行われなければならない」(第1条の2第3項)。

1 適切ではありません。
2 適切ではありません。
3 適切ではありません。
4 適切です。
5 適切です。

 

 

介護支援分野の設問はこれで終了です。お疲れさまでした。

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