【無料】過去問と肢別解説|ケアマネ試験 平成28年度 問題39 

短期入所療養介護について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 喀痰吸引を必要とする要介護高齢者は、介護老人保健施設での短期入所療養介護を利用できない。
2 短期入所療養介護には、ターミナルケアも含まれる。
3 緊急短期入所受入加算は、居宅サービス計画にない短期入所療養介護を緊急に行った場合に、7日を限度として算定できる。
4 投薬以外の診療を行ってはならない。
5 介護老人保健施設において多職種で共同して個別リハビリテーション計画を作成し、実施した場合には、個別リハビリテーション実施加算を算定できる。

 

 

 

解答2、3、5

1 正しくありません。
短期入所療養介護は、介護老人保健施設、看護療養型医療施設、病院、診療所などにおいて、看護、医学的管理の下で介護及び機能訓練その他必要な医療並びに日常生活上の世話を行なうサービスを指します。
いずれの施設においても看護職員が配置されており、利用中は看護職員により喀痰吸引を受けることができます。
当該介護老人保健施設が登録事業者であれば、介護職員も喀痰吸引を行なうことができます。

 

2 正しいです。
短期入所療養介護は、介護老人保健施設、看護療養型医療施設、病院、診療所などにおいて、看護、医学的管理の下で介護及び機能訓練その他必要な医療並びに日常生活上の世話を行なうサービスを指し、その内容にはターミナルケアも含まれます。

3 正しいです。
平成12年厚生省告示第19号「指定居宅サービスに要する費用の額の算定に関する基準」の「9 短期入所療養介護費」の「イ 介護老人保健施設における短期入所療養介護費」の「ロ ユニット型介護保健施設サービス費」の「注8」において規定されています(介護老人保健施設の場合。サービス実施の主体が病院、診療所の場合も同様の規定あり)。
「別に厚生労働大臣が定める利用者に対し、居宅サービス計画において計画的に行うこととなっていない指定短期入所療養介護を緊急に行った場合は、緊急短期入所受入加算として、利用を開始した日から起算して7日を限度として1日につき90単位を所定単位数に加算する。ただし、注7の加算を算定している場合は算定しない」。

 

4 正しくありません。
平成11年厚生省令第37号「指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準」第148条において、短期入所療養介護サービスにおける診療方針が規定されていますが、診療の内容が投薬に限られているといったことはありません。
「四  検査、投薬、注射、処置等は、利用者の病状に照らして妥当適切に行う」。

 

5 正しいです。平成12年厚生省告示第19号「指定居宅サービスに要する費用の額の算定に関する基準」の「9 短期入所療養介護費」の「イ 介護老人保健施設における短期入所療養介護費」の「ロ ユニット型介護保健施設サービス費」の「注5」において規定されています。
「指定短期入所療養介護事業所の医師、看護職員、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士等が共同して利用者ごとに個別リハビリテーション計画を作成し、当該個別リハビリテーション計画に基づき、医師又は医師の指示を受けた理学療法士、作業療法士又は言語聴覚士が個別リハビリテーションを行った場合は、個別リハビリテーション実施加算として、1日につき240単位を所定単位数に加算する」。