【第21回:平成30年度 ケアマネ試験】問題30
バイタルサインについて正しいものはどれか。3つ選べ。
1 生命の維持にかかわる最も基本的な情報をいう。
2 意識レベルは、バイタルサインには含まれない。
3 感染症にかかっても、発熱しないことがある。
4 脱水では、徐脈がみられる。
5 降圧剤によって起立性低血圧を起こすことがある。
【解答】
1、3、5
【どんな問題?】
バイタルサインとは
人が生きていることを示す兆候のこと
を言います。
バイタルサインは明確な定義がありませんので、明らかにおかしいものをXとして消去法で解くのがお勧めです。
【解説】
2 意識レベルは、バイタルサインには含まれない。
X
意識レベルは生きていることを示す兆候ですよね。
4 脱水では、徐脈がみられる。
X
脱水の際は、徐脈ではなく頻脈になりやすいです。
残りは消去法で〇
3 感染症にかかっても、発熱しないことがある。
〇
感染症でも発熱しないことはあります。
*【「~ことがある」選択肢】です。→【「~ことがある」選択肢】についてはこちらをどうぞ
5 降圧剤によって起立性低血圧を起こすことがある。
〇
同じような話としては、糖尿病薬で低血糖を起こすこともあります。
*【「~ことがある」選択肢】です。→【「~ことがある」選択肢】についてはこちらをどうぞ
1 生命の維持にかかわる最も基本的な情報をいう。
〇
抽象的過ぎてわかりにくいですが、「人が生きていることを示す兆候」と同じようなニュアンスのことをいっているんですね。
【合格に向けてのインプット】
バイタルサインとは
バイタルサインとは人が生きている兆候ですから、本来はたくさんの種類があります。
医療や介護の現場で「バイタルサイン」という場合は
代表的な兆候としては
代表的な兆候
・血圧
・脈拍
・呼吸
・体温
・意識
・脈拍
・呼吸
・体温
・意識
などがあります(諸説あり)。
この過去問解説について
・できるだけ暗記を少なくし、理解することで問題を解くことを目指しています。
・難しい選択肢は消去法で解けばよいというスタンスです(なるべく解説します)。
・難しい用語の利用や根拠法令の提示はなるべく避け、わかりやすい表現を心がけています。
・試験に合格することを目指しているため、表現が正確ではない場合があります。
・内容には万全を期していますが、誤りがあっても責任は負いかねます。また内容は予告なく修正することがあります。
・難しい選択肢は消去法で解けばよいというスタンスです(なるべく解説します)。
・難しい用語の利用や根拠法令の提示はなるべく避け、わかりやすい表現を心がけています。
・試験に合格することを目指しているため、表現が正確ではない場合があります。
・内容には万全を期していますが、誤りがあっても責任は負いかねます。また内容は予告なく修正することがあります。