第21回(平成30年度)ケアマネ試験の合格基準(合格点)発表!!
第21回(平成30年度)ケアマネ試験の合格基準(合格点)
合格基準(合格点)は第19回と同じ
平成30年12月4日、
第21回(平成30年度)ケアマネ試験の合格点が発表されました。
介護支援分野:13点(正答率52.0%)
保健医療福祉分野:22点(正答率62.8%)
いずれも、ここ数年で最低(=難しい)の合格点になりました。
過去最低の合格率(13.1%)だった第19回と同じ点数です。
今回は合格率も過去最低を記録しました(正式発表はまだ)。
低い合格基準(合格点)の背景
今回の試験では、受験要件の見直しという事情があるとはいえ、受験者数が激しく減少しました。
国としては、
一定の合格者数は確保したい
一方で
合格者の質を確保しなければならない
というジレンマがあったのではないかと推察します。
介護支援分野はこれ以上下げられない
特に
介護支援分野は、
12点まで下げてしまうと、正答率50%を割ってしまいます。
正答率50%を割ってしまうということは、
問題の半分以上を解けていないということになりますし、
正答率70%という基準からも、大きくかけ離れます。
これは合格者の質の観点からマズイです。
それで、12点にはしたいけど、できなかったというのが、私の見立てその1です。
保健医療福祉分野は調整弁
一方で、
保健医療福祉分野の合格点については、
これ以上合格点を下げると、
トータルの正答率が70%からどんどん遠ざかります。
合格点を上げると、
合格率が一桁に突入します。
このような要因を検討した結果、
保健医療福祉分野の合格基準(合格点)が決まったというのが、私の見立てその2です。
全国の合格率の推移については
ケアマネ試験 合格率推移(受験者数 合格者数 合格率)
ケアマネ試験 合格率推移(受験者数 合格者数 合格率)
都道府県別の受験者数・合格者数・合格率は
第21回(平成30年度)ケアマネ試験 合格率一覧(都道府県別)
をご覧ください。
第21回介護支援専門員実務研修受講試験問題正答番号