
合格率・受験者数・合格者数の推移
合格率・受験者数・合格者数のグラフ(第1回~第22回)
ケアマネ試験の合格率・受験者数・合格者数をグラフでみてみましょう。
第22回試験のデータにつきましては、令和元年10月8日の第22回試験が実施された34道府県の結果のみ反映しています。
第22回試験は13都県で中止となったため、1~21回試験との単純な比較をすることはできません。
受験者数・合格者数・合格率の一覧表(第1回~第22回)
続いて表でみてみましょう。
回数 (年度) |
受験者数 (人) |
合格者数 (人) |
合格率(%) |
第1回 (平成10年度) |
207080 | 91269 | 44.1 |
第2回 (平成11年度) |
165117 | 68090 | 41.2 |
第3回 (平成12年度) |
128153 | 43854 | 34.2 |
第4回 (平成13年度) |
92735 | 32560 | 35.1 |
第5回 (平成14年度) |
96207 | 29508 | 30.4 |
第6回 (平成15年度) |
112961 | 34634 | 30.4 |
第7回 (平成16年度) |
124791 | 37781 | 30.3 |
第8回 (平成17年度) |
136030 | 34813 | 25.6 |
第9回 (平成18年度) |
138262 | 28391 | 20.5 |
第10回 (平成19年度) |
139006 | 31758 | 22.8 |
第11回 (平成20年度) |
133072 | 28992 | 21.8 |
第12回 (平成21年度) |
140277 | 33119 | 23.6 |
第13回 (平成22年度) |
139959 | 28703 | 20.5 |
第14回 (平成23年度) |
145529 | 22332 | 15.3 |
第15回 (平成24年度) |
146586 | 27905 | 19 |
第16回 (平成25年度) |
144397 | 22331 | 15.5 |
第17回 (平成26年度) |
174974 | 33539 | 19.2 |
第18回 (平成27年度) |
134539 | 20924 | 15.6 |
第19回 (平成28年度) |
124585 | 16281 | 13.1 |
第20回 (平成29年度) |
131560 | 28233 | 21.5 |
第21回 (平成30年度) |
49333 | 4990 | 10.1 |
第22回 (令和元年度) |
30373 | 5604 | 18.5 |
累計(参考) | 2835526 | 705611 | 24.9 |
第22回試験のデータにつきましては、令和元年10月8日の第22回試験が実施された34道府県の結果のみ反映しています。
第22回試験は13都県で中止となったため、1~21回試験との単純な比較をすることはできません。
●第1回試験の合格者数:90,000人
●第21回試験の受験者数:50,000人で合格者数が5,000人
並べてみると、たった20年で、まるで別の試験のようですね。
このように変化したことには、それなりの理由があります。
受験者数・合格者数・合格率の動向について
最初はとにかくケアマネを増やす必要があった
試験開始当初である、第1回・第2回試験は40%以上の合格率がありました。
介護保険の中核を担うケアマネをとにかく増やそうとしていた時代ですね。
質の時代へ
その後、一定数のケアマネが世に定着し、
ケアマネの仕事内容が研究・評価されるようになると
ケアマネの質が問われる時代になりました。
●試験内容を難化
質の高い人材をケアマネにするために試験の内容を難しくします。
結果として、合格率もじわじわ下がり続けました。
●実務経験の見直し
さらに、ケアマネの質を確保するための対応として、
ケアマネ試験を受験するための実務経験を変更しました。
第20回までは、従来の実務経験と新しい実務経験のどちらでも受験が可能でしたが、
第21回試験から、新しい実務経験の要件でのみ受験ができることとなりました。
現在の実務経験については↓をご覧ください。
実務経験の変更の経緯については↓をご覧ください。
質と量との舵取り
日本の社会は今後も高齢化が進み、ケアマネを含む介護従事者の需要はますます増加傾向にあります。
今後も一定数のケアマネを毎年誕生させなければなりません。
業務の複雑化・ハードワーク化により、資格を取ってもケアマネをしない・辞めてしまう人もたくさんいます。
一方で、ケアマネの質を高めるための取り組みも継続していかなければなりません。
ケアマネ試験の受験者数、合格者数、合格率が変化する背景には、このような様々な要素があります。
今後の動向からも目が離せませんね。
いずれにしても、
『資格は取れるときに取る』
これは鉄則です。
ケアマネは難関資格
第21回試験の結果、ケアマネは本当の難関資格になった。
過去最低の合格率13.1%となった第19回試験から一転、
第20回試験は21.5%と急上昇。
しばらくは10%台後半くらいの合格率が続くものと思いきや、
第21回試験はそこからまさに急降下。
過去最低の合格率となりました。
ケアマネ試験は本当に
難関資格の一つ
になってしまいました。
もう、合格率10%というのは、
受験するのをやめようと思う人がバンバン出てしまうような数字です。
ちなみに
- 介護福祉士は70.8%(第30回)
- 社会福祉士は30.2%(第30回)
単純な比較はできませんが、ケアマネ試験の難易度の高さが際立っています。
ケアマネ試験は試験対策が必須
ケアマネ試験は、やるべきことをやれば、決して合格できない試験ではありません。
ですが、以前のように、「何となく勉強すれば受かる」という時代は終わっています。
合格するためには、
しっかりとした試験対策
を講じることが必要です。
試験対策をしっかりやろう
やるべきことは何か
ケアマネ試験に合格するためには、
いつまでに、どのような方法で、どの程度の実力をつけるべきか、
また、その実力はどのように測ればよいかなどを
よく考えることが大切です。
よく考えて、どのようにするかを決めたら、あとは実行するだけです。
考えた通りにならない時は、もう一度考えて、やり方を見直しましょう。
試験対策などについては、別のところに書いています。
試験対策の考え方については
ケアマネ試験に合格できる実力については
をご覧ください。
おすすめの教材については
をご覧ください。
試験対策に自信がなければプロに任せよう
試験対策を自分でしっかりできる自信がない方には、
通信講座、通学講座といった受験のプロに頼るという方法がお勧めです。
ですが、試験対策講座といっても、種類や内容やクオリティーは千差万別です。
自分に必要なものは何か、自分に合う講座がどれなのか、しっかり吟味してから決めましょう。
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