介護福祉士筆記試験の合格基準について理解しよう

介護福祉士国家試験には合格基準が決められています。

介護福祉士試験に合格するためには、目指すべき合格基準についてしっかり理解することが重要ですよ。

合格するために何を何点取れば良いか、しっかり確認してみましょう。

 

介護福祉士国家試験には筆記試験と実技試験があります。

ここでは筆記試験について解説します。

 

 

介護福祉士試験の合格基準には2つの条件がある

介護福祉士の合格基準は2つの条件からなっています。

条件を2つとも満たすと合格になります。

どちらかが欠けても合格になりませんので、注意が必要です。

 

介護福祉士試験合格の条件

ア 問題の総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上の得点の者。

 

イ アを満たした者のうち、以下の試験科目11科目群すべてにおいて得点があった者。

  • 人間の尊厳と自立、介護の基本
  • 人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術
  • 社会の理解
  • 生活支援技術
  • 介護過程
  • 発達と老化の理解
  • 認知症の理解
  • 障害の理解
  • こころとからだのしくみ
  • 医療的ケア
  • 総合問題

ちなみに『ア』とか『イ』というのは、説明をわかりやすくするためにつけた名前ですよ。

『ア』、『イ』1つずつ順番に見ていきましょう。

 

 

条件その1:「ア 問題の総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上の得点の者。」

1つめの条件『ア』には基準補正という2つのポイントがあります。

 

基準について

まず、基準について説明します。

 

「問題の総得点の60%程度を基準」

となっています。

 

では総得点とは何でしょうか?

 

総得点とは
総得点とは満点を取った時の得点のことをいいます。

介護福祉士試験125問の問題が出題されて、1問1点になっています。

つまり

介護福祉士試験の総得点:125点

ということになります。

 

基準は総得点の60%「程度」とありますので

基準は75点「くらい」

ということになります。

 

補正について

次に「補正」について説明します。

 

「問題の難易度で補正」

となっています。

 

これは、

問題の難しさによって毎年上下しますよ

ということを意味します。

 

条件その1:『ア』とは

『ア』をわかりやすく言うと、

合格するための得点は75点くらいを基準とするが、
問題の難しさによって、毎年上がったり下がったりする

ということになります。

 

過去の合格基準

実際に過去の合格基準がどのようになっているか見てみましょう。

 

尚、総得点は第29回から125点に変更になりました(それ以前は120点)。

125点満点になった第29回から2年分を見てみましょう。

年度
(回数)
合格するための得点
(総得点に対する%)
第30回
(平成29年度)
77点
(62%)
第29回
(平成28年度)
75点
(60%)

 

総得点120点だった時代のものも見てみましょう。

年度
(回数)
合格するための得点
(総得点に対する%)
第28回
(平成27年度)
71点
(59%)
第27回
(平成26年度)
68点
(57%)
第26回
(平成25年度)
68点
(57%)

 

ここ数年の傾向としては、合格するための得点は総得点の60%をはさんで

少しずつ上がってきている(厳しくなっている)ようです。

 

続いて2つ目の条件『イ』についてみてみましょう。

 

 

条件その2:「イ アを満たした者のうち、以下の試験科目11科目群すべてにおいて得点があった者。」

2つ目の条件『イ』では「試験科目11科目群」がポイントです。

実はこれ、ちょっとわかりくいんです。

 

できるだけわかりやすく試験科目11科目群について説明してみますね。

 

試験科目11科目群とは

介護福祉士試験の試験科目は全部で13個の科目からなっています。

01:人間の尊厳と自立

02:人間関係とコミュニケーション

03:社会の理解

04:介護の基本

05:コミュニケーション技術

06:生活支援技術

07:介護過程

08:発達と老化の理解

09:認知症の理解

10:障害の理解

11:こころとからだのしくみ

12:医療的ケア

13:総合問題

 

この中の

  • 01:人間の尊厳と自立と04:介護の基本
  • 02:人間関係とコミュニケーションと05:コミュニケーション技術

をそれぞれ一つにまとめることで

全部で13個の科目を11個の科目「群」としているのです。

 

書き直すとこのようになります。

①人間の尊厳と自立+ 介護の基本

②人間関係とコミュニケーション + コミュニケーション技術

③社会の理解

④生活支援技術

⑤介護過程

⑥発達と老化の理解

⑦認知症の理解

⑧障害の理解

⑨こころとからだのしくみ

⑩医療的ケア

⑪総合問題

 

これが試験科目11科目群です。

 

条件その2:『イ』とは

『イ』をわかりやすく言うと、

この11個の科目群すべてで最低でも1点は取らなければならない

ということになります。

 

①については「人間の尊厳と自立」(問題1~2) と「介護の基本」(問題17~問題26)を合わせた10問の中で最低1点、

②については「人間関係とコミュニケーション」(問題3~問題4)と「コミュニケーション技術」(問題27~問題34)を合わせた12問の中で最低1点

取ればよいということです。

 

となると気になるのが、いったい何問出題されるのかということではないでしょうか?

早速みてみましょう。

 

試験科目11科目群で問題はそれぞれ何問出題される?

第30回試験の出題数を示しています。

科目群 出題数
人間の尊厳と自立(2問)
介護の基本(10問)
12
人間関係とコミュニケーション(2問)
コミュニケーション技術(8問)
10
社会の理解 12
生活支援技術 26
介護過程  8
発達と老化の理解  8
認知症の理解 10
障害の理解 10
こころとからだのしくみ 12
医療的ケア  5
総合問題 12

ちなみに、この出題数は第29回も同じでした。

出題数が、最も多い科目群は「生活支援技術」、最も少ない科目群は「医療的ケア」となっています。

 

最も注意するべき科目群は

各科目群で最低1点は取らなければならないとなると、

最も注意するべき科目群=最も出題数が少ない科目群

といえるでしょう。

 

一番出題数が少ない科目群は、

出題数5問の「医療的ケア」になります。

次点は出題数8問の「介護過程」と「発達と老化の理解」ですから、断トツですね。

 

5問中1問は正解しないといけないとなると、ちょっとプレッシャーを感じてしまうかもしれませんね。

 

参考:介護福祉士試験 出題範囲・出題数の変遷

第29回試験から、介護福祉士試験の出題範囲が見直されています。

科目 変化 背景・理由
医療的ケア 0問→5問 介護福祉士の養成課程のカリキュラムに
喀痰吸引等の医療的ケアが追加されたことから、
これに足る知識・技能を国家試験で
確認・評価する必要があるため。
介護の基本 16問→10問 実践的な介護技能の評価を図るには、
生活支援技術を増問するとともに、
他職種国家試験で活用されている視覚素材を
介護福祉士国家試験でも用いることが適当。
生活支援技術 20問→26問

この見直しの結果、総問題数が120問→125問になりました。

 

 

結論:介護福祉士試験の合格条件

介護福祉士試験の合格基準についてまとめると以下のようになります。

介護福祉士試験合格の条件
  • 合格するための得点は75点くらいを基準とするが、
    問題の難しさによって、毎年上がったり下がったりする
  • 11個の科目群すべて最低でも1点は取らなければならない
    (特に「医療的ケア」は5問しか出題されないので要注意)。

最後に

簡単そうで分かりににくい合格基準について、
できるだけわかりやすいように解説してみたつもりですが、
いかがだったでしょうか?

そして、第31回試験合格ラインは果たして何点になるでんしょうね??

 

皆さん、試験の結果(自己採点)はいかがだったでしょうか??

このサイトを見てくださっている皆さんが、一人でも多く合格していることを願ってます!!!

 

 

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