【無料】過去問と肢別解説|介護福祉士試験 第29回 問題21

リハビリテーションに関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 障害が固定してから開始する訓練のことである。
2 福祉用具を使用せずに,身体的自立を目指すことである。
3 リハビリテーションには,名誉の回復の意味がある。
4 レクリエーションとリハビリテーションは,対極の概念である。
5 施設サービスに限定されている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

解答

 

1 障害が固定してから開始する訓練のことである。

適切ではありません。

リハビリテーションの開始時期は障害が固定する前が望ましいとされています。当然、開始時期は「障害が固定してから」に限定されません。

 

2 福祉用具を使用せずに,身体的自立を目指すことである。

適切ではありません。

リハビリテーションとは「医学的、社会的、教育的、職業的手段を組み合わせ、かつ相互に調整して、訓練あるいは再訓練することによって、障害者の機能的能力を可能な最高レベルに達せしめること」(WHO)とされています。必要であれば、福祉用具を使用することもあります。また、目指す自立は身体的自立に限定されません。

 

3 リハビリテーションには,名誉の回復の意味がある。

適切です。

リハビリテーションとは「re:再び」と「habilis:適した・ふさわしい」が結び付いたものです。すなわち、何らかの理由で人があるべき姿でなくなってしまった際に、ふたたび人があるべき姿に戻すことを意味しています。この言葉は俗にいうリハビリの意味あいのみならず、権利や名誉、地位や身分の回復などの意味でも使われています。

 

4 レクリエーションとリハビリテーションは,対極の概念である。

適切ではありません。

レクリエーションという言葉の語源は再創造といった意味があるラテン語のrecrenareであるとされています。レクリエーションという言葉には休養、余暇、娯楽といった意味がありますが、そこには、レクリエーションの活動を通じて回復を図るという意味を含んでいるとされています。したがってレクリエーションとリハビリテーションには類似する要素があり、対極の概念ではありません。

 

5 施設サービスに限定されている。

適切ではありません。

リハビリテーションが提供される場所は医療機関、施設、利用者宅等様々であり、施設サービスに限定されません。

 

 

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