【無料】過去問と肢別解説|介護福祉士試験 第29回 問題22

災害時,避難所での高齢者への介護福祉職の対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 疲労防止のために,日中も臥床して過ごすように勧める。
2 避難所内の調和を乱さないように,「個」よりも「全体」に配慮する。
3 杖で歩行している人も,避難所内では車いすを使ってもらう。
4 トイレの数が確保できないので,水分を控えるように助言する。
5 深部静脈血栓症(deep vein thrombosis)(いわゆるエコノミークラス症候群)の予防のために,運動をすることを勧める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

解答

 

1 疲労防止のために,日中も臥床して過ごすように勧める。

適切ではありません。

日中を臥床して過ごしてしまうと、活動性が低下し、廃用症候群等の心身機能の低下を生じるリスクが高まるため、お勧めするのは望ましくありません。

 

2 避難所内の調和を乱さないように,「個」よりも「全体」に配慮する。

適切ではありません。

個人の尊厳の保持の観点から、公共の福祉に反しない限り、「個」への配慮を優先するべきであると思われます。

 

3 杖で歩行している人も,避難所内では車いすを使ってもらう。

適切ではありません。

能力を阻害するような対応は尊厳の保持の観点からも自立支援の観点からも望ましくありません。

 

4 トイレの数が確保できないので,水分を控えるように助言する。

適切ではありません。

水分を控えることで、脱水等の体調悪化を招くリスクが高まります。トイレの数が確保できないことを理由に,水分を控えるよう助言することは望ましくありません。

 

5 深部静脈血栓症(deep vein thrombosis)(いわゆるエコノミークラス症候群)の予防のために,運動をすることを勧める。

適切です。

エコノミークラス症候群の予防には運動の他、水分補給も有効とされています。

 

 

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