介護福祉士試験の受験者数が半減した理由とは?今後はどうなるかも考えてみました

受験申込者数半減とその理由

毎日新聞によりますと、平成29年1月29日に行われる第29回介護福祉士試験の受験申込者数が8万人弱になるとのこと。

第28回試験の受験申込者数数は16万人強でしたので、半分に減ってしまったということになります。

受験者が減少した最大の要因は、受験要件の厳格化と言われています。

介護福祉士になるためのルートはいくつかあるのですが、その一つである「実務経験ルート」の受験要件が大きく変わりました。

以前は3年間以上の介護職の実務経験があれば受験ができましたが、第29回試験より「実務者研修」の修了が必須となったのです。

 

実務者研修はハードルが高い

「実務者研修」は他の研修の修了状況によりますが、研修にかかる時間が最長で450時間の長丁場です。

仕事をしながらの研修受講はなかなかスケジュール調整が大変です。

実務者研修の受講を開始したものの修了が間に合わなかった人、実務者研修の受講を見送った人、そもそも介護福祉士を目指すことをやめた人などが積みあがって、介護福祉士試験の受験者半減になってしまったのでしょう。

 

難しくなる?介護福祉士試験

ところで、どうして「実務者研修」の修了が必須となったのかというと、その目的は介護サービスを支える介護職の質の向上を図ることにあります。

これは、介護福祉士試験の難易度アップに繋がります。

一方で将来に向けて介護人材の不足が問題となっている現状があり、合格者を大きく減らすのも難しいところです。

介護福祉士試験は少しずつ難易度を上げて(=合格率を下げて)いくのではないかと思います。

実際にここ3年はじわじわと合格率を下げてきています。
64.6%(第26回)→61.0%(第27回)→57.9%(第28回)

一般的に資格試験は回数を重ねる毎に難易度が上がる傾向があります。

今は合格率60%近い合格率の介護福祉士試験ですが、将来はわかりません。

いつかは取ろうと思っている方は早めの挑戦がおすすめです。